足立区企業の魅力発信

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魅力あふれる足立区の企業を紹介します。

パッケージアート株式会社

  • 梅島・梅田

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会社の雰囲気

私たちは「誠実に働くこと」と「効率的な業務遂行」を大切にしています。

静かな環境の中で各自が自分の業務に集中しながら、タスクのやり取りでは活発に意見交換を行い、協力して成果を出す職場です。残業はほとんどなく、スタッフ同士が主体となり自然なコミュニケーションや働きやすい環境を築いています。

豊かな人生を歩みたいと願う働く人間の思いを叶えられる会社でありたい

私たちの仕事は「つつむ」を通してお客様に豊かさをお届けすること。そのために、スタッフ一人ひとりが自ら考え、行動し、成長できる環境整備を全員で取り組んでいます。会社は「協働の場」としてチーム一丸となり、学びや課題を社内に還元し改善を重ねています。そして、平準化と付加価値創造に取り組みながら、永続企業としての成長を目指しています。

先輩からの声

段ボールや包装資材には、豊富な種類と業界ごとの特性があり、奥深い世界が広がっています。デザインや設計次第で人の心を動かす存在に生まれ変わることもあります。

パッケージアートの仕事では、本質を見つめることが求められる場面が多く、日々新しい発見があります。自分の能力を磨きながら、世の中に新しい商品やサービスを広めていけるところがこの仕事の魅力です!

会社名
パッケージアート株式会社
業種
紙加工業
設立
1976年(創立1952年)
代表者
小林 正彦
事業内容
パッケージングソリューション提供(段ボール加工、包装資材販売、オーダーメイドプランニング)
本社所在地
足立区本木東町16-5
企業サイトURL

スタッフインタビュー

桂野たかあきさん

2022年入社
所属部署:梱包部

現在の仕事の内容について教えてください

自社の規格品やオーダーメイド品を出荷する際の、梱包作業を担当しています。お客様のもとに無事に届くよう、品物が壊れないことを最優先に考えながら梱包しています。

また、荷姿が持ちやすいよう工夫し、細かい部分にも気を配っています。さらに、運送会社によっては荷物の大きさに条件があるため、それに合わせた梱包で送料を最適化し、予算を抑えた配送ができるよう心がけています。

入社のきっかけを教えてください。

求職活動をしていた時、偶然パッケージアートが梱包業務の募集をしているのを見つけました。
その時は業務内容について「ダンボール箱に商品を詰め、緩衝材を入れて発送する」という単純なイメージしか持っていませんでした。
しかし、募集要項を詳しく見てみると、単に箱に詰めるだけではないと言うことがわかり。もっと詳しく仕事内容を知りたいとすごい興味が湧いて、応募をしたことがきっかけです。

この仕事に関わることで感じるやりがいや、印象的だった出来事を教えてください。

オーダーメイド品を扱っているため、製品の形状やサイズはお客様ごとに異なります。そのため、毎回適切な梱包方法を考える必要があります。
私の身長より高い製品のときなどは「これは一体どうやって梱包するんだろう?」と悩むこともあります。でも難しい梱包ほど「なんとかしてやろう!」という気持ちになり、やる気がでます(笑)。
大きな製品の場合は、すべてをしっかり守る必要があるための工程が増えます。ただ包むだけではなく、運送屋さんが運びやすいようにする工夫も重要なポイントです。

代わって、小さな製品に関してですが、それはそれで特有の工夫が求められます。つぶれないよう慎重に梱包する必要があるので、特に高価な製品は1つ1つをパズルのように丁寧に並べ、きれいに収まるよう工面します。こうした細やかな対応が求められる場面もありますが、それが仕事の面白さでもあるなと感じます。
試行錯誤の甲斐あって、最適な梱包方法が見つかり、「これで大丈夫だ!」となったときには、達成感ややりがいを感じます。

仕事を通じて成長を感じた瞬間はどんな時ですか?

ー データ活用による梱包業務の改善

当社では、梱包の時間や材料費をデータとして記録し、そこから改善点を見つけることに力を入れています。
私は入社してまだ経験が浅く、また器用なほうではないので、まずは先輩から教わった方法を一生懸命覚え、基本的な動作を身につけ、体に覚えさせていくことに取り組んできました。
ただ、どうしても途中で限界がくるというか。フィジカルだよりだけでは改善が難しいと感じた時に、一回データ(作業時間を計測し記録したメモ)をみることで、客観的な視点とヒントを得るようにしています。
データは数字ですが、改善に取り組む際は、梱包方法や体の使い方や癖も同時に見直します。私は左利きなので、右利きの人とは動作が逆になることもあります。自分の体の動きの癖をよく理解し、それを踏まえて改善を試みています。

ー より良いサービスの提供を目指して

梱包業務に関しては、今は私のデータが基準になっています。自分がお休みをいただくときでも、業務にできるだけ差がでないようにしたいと思っていまして。他の人が対応して作業時間に差が出た場合は、改善点を見つけ、できるだけ平均化されるよう工夫しています。
データを見るだけでは進まないので、それをどう活かすかを常に意識しています。最初はなかなかうまくいきませんでしたが、少しずつできるようになり、そこから良いサイクルが生まれたことで、自分も成長できていると感じています。
時間は目に見えにくいコストですが、改善により削減できた時間を他の取り組みに活かすことで、より良いサービスを生み出し、提供できるようにしていきたいと考えています。

会社での印象的な体験について教えてください。

これは梱包作業とは違いますが、昨年(2023年)、小学生向けの夏休み工場見学とワークショップのイベントを開催しました。会社全体で「どうすれば子どもたちに楽しんでもらえるか」を考えました。
普段の仕事をどのようにエンターテイメントとして見せるかを考えるのは、とても新鮮な体験でした。このような機会がなければ、意識することがないので、イベントを通じて、自分たちの仕事をまったく違う視点で見つめ直すことができました。

今後の目標や挑戦してみたいことは何ですか?

梱包作業をしている隣には自社工場があるので、製品としての箱の作り方も学んでいるところです。
また、製品自体を造る側の知識を身につけることで、自分自身にも引き出しが増え、梱包する際も、より良い提案をしていくことができたらと思って、今頑張っています。

会社の魅力や強みは何だと思いますか?

当社の最大の強みは、パッケージについて多様な商材を取り扱い、オーダーメイドに対応できる点です。特にオーダーメイドの幅が広く、ほぼフルカスタマイズに近い提案も可能です。
また、各部署には専門担当者がいて、意見交換がしやすい環境が整っています。さまざまな意見を取り入れていくことが課題解決に結びつき、製品のクオリティを高めることができていると思います。
お客様のご要望に応える際には、まず「お客様の課題は何だろう」を考え、それに向けて解決策を探ります。必ずしも段ボール箱にこだわらず、より良い梱包材があれば提案することもあります。製造部門からのアドバイスも受けながら、それぞれの専門知識を集め、最善の提案を行うように心がけています。

スタッフインタビュー

高橋ゆうた さん

2018年 入社
所属部署:営業部

現在の仕事の内容について教えてください

営業を担当しています。ご依頼は全国各地からネットを通じて寄せられます。金額が大きい場合や、大きな企業様からのご依頼の際には、対面での打ち合わせが必要になることもありますが、基本的にはメールや電話でお客様とやり取りをしています。
ネットショップの受注担当だった頃から製品知識を深め、カスタマイズのスキルを少しずつ身につけながら成長してきました。
社長からは「求められたことだけでなく、それ以上の価値を提供するように」とよくアドバイスをいただきます。リピート注文の際も、お客様にとって最良の選択肢を考え、多くの製品の中から最適な組み合わせを提案することが、私たちにとって大切な役割です。

入社のきっかけを教えてください。

私は、かつて引きこもりだった時期があります。その時に、いろいろな紆余曲折を経て、この会社で職場体験をさせてもらうことになりました。
梱包作業を週3回、1日5時間ほど、1ヶ月間体験させていただきました。その時、スタッフの皆さんがとても優しく接してくれたのをよく覚えています。ちょうど年末の時期だったこともあり、社員の方から「忘年会来る?」と気軽に声をかけていただいたのも嬉しかったです。
当時はまだコミュニケーションが苦手で、忘年会には参加できませんでしたが、皆さんの温かさに触れたことが心に残っています。
その後、内勤スタッフの方が辞めるということで、「面接を募集しているよ」と教えてもらいました。「受かるかわからないけれど、試しに応募してみよう」と思い、面接を受けて、入社させていただけることになりました。
職場体験から少し時間が経ち、社内のメンバーも変わっていましたが、入社後も変わらず皆さんが親切で。あの時も表面的な優しさではなく、素のままで自分に接してくれていたということがわかり、本当にありがたかったなと思っています。

仕事での印象的な体験について教えてください。

ー 新たな業務で直面した、タイトなスケジュールと重要な任務

特に印象に残っているのは、ネットショップの受注からオーダーメイドの担当に変わった時のことです。
結婚式で使用する発泡スチロール製のオブジェの土台製作を依頼されました。結婚式の日程は決まっていますし、大手企業様からのご依頼だったため、失敗は許されない状況でした。
製品は自社で製作できないため、協力会社に依頼することになりました。しかし、スケジュールの関係でこちらで検品する時間が取れず、直接お客様に製品を発送することになりました。
ところが、届いた製品は不慣れな梱包が原因で一部が欠けており、形状もご要望に沿っていない部分がありました。急いで作り直しを依頼しましたが、再度の仕上がりも完璧とは言えませんでした。最終的にお客様がパテで修正してなんとか使用できる状態になりましたが、「こういうことでは困ります」とお叱りを受けてしまいました。

ー 痛みとともに得た、今後に生かせる大切な学び

この経験から、協力会社に依頼する場合は、最初の段階での綿密なすり合わせが欠かせないことを痛感しました。それまでのネットショップの受注は、注文通りに商品を用意するだけだったので、時間もさほどかかりませんでしたが、オーダーメイドでは自分の考えを正確に伝えないと全く違う形になってしまいます。
こうしたギャップに苦しむことも含め、痛みを感じながらも、今後に生かすことにつながる、貴重な学びになりました。

ー お客様と協力会社をつなぐ、慎重なスケジュール管理の工夫

弊社では、お客様からの依頼を受けても、自社で製作することは少なく、ほとんどの場合は協力会社に依頼しています。そのため、お客様の要望を正確にメーカーに伝えることと、スケジュール管理が非常に重要です。
お客様には納期を守ることが求められますが、メーカーさんにはできるだけ無理のないスケジュールで依頼する必要があります。
メーカーさんから「この点をどうすればお客様の希望に沿えますか?」と質問されることもあります。お客様に連絡を取り、詳細を確認しますが、すぐに回答が得られるとは限りません。お客様の事情で確認が遅れることもあります。このような時も、メーカーさんとお客様の状況を見ながら慎重に対応することが求められます。ときには、少し怒られる覚悟で各種を確認することも必要です。
そのような中でも、リピーターのお客様の場合は、過去のやり取りを参考にしながら納期を予測するなど、工夫を重ねながら対応をしています。

仕事以外の趣味やリフレッシュ方法を教えてください。

浅く広く、いろいろな趣味を楽しんでいます。
もともと音楽が好きで、散歩しながらお気に入りの曲を聴いてリラックスすることがよくあります。
夕方くらいの時間帯だとまだ少し騒がしかったりするので、夜中の1時頃など、静かな時間帯に歩くのが好きです。この間の休みには梅島から八潮まで片道歩いて、往復20キロほど、4時間半かけて散歩しました。
また、最近は釣りにハマっています。会社のスタッフに釣り好きがいて、教えてもらいながら始めてみたんです。結構楽しくて、荒川に行ってシーバスを釣ったりしています。
釣りを始めたのは今年の3月頃からで、まだまだ初心者です。これから涼しくなるので夜釣りにも挑戦してみようと思っています。

今後の目標や挑戦してみたいことは何ですか?

弊社にはノルマはありませんが、月ごとの目標売上があります。
まずはその目標を達成できるようになりたいと考えています。また、部署全体としての売上目標もあるため、そこに向けてしっかりと頑張りたいと思っています。

会社の魅力や強みは何だと思いますか?

当社では、データを活かしながら、より良いサービスを目指しています。
お客様の情報や業界データをしっかりと蓄積し、それに基づいて見積もりやご提案を行っています。また、同じお客様を以前に担当したスタッフがいる場合には、「このお客様にはこうした特徴があるよ」といった情報もスムーズに共有してもらえるので、社員全体で連携しながら対応しています。
社内のデータ管理は基本的にデジタル化されており、GoogleのサービスやSalesforceなどを活用しています。新しいシステムを導入する際にも、不明な点があれば社員同士で情報を共有し、協力し合いながら進めています。
デジタルやITに関しては、比較的に苦手意識なく、皆で取り組めていると思います。

「つつむ」をつくる

「私たちのミッションは、お客様と共に、最終的なユーザーに幸せを届けることです」と語るパッケージアート株式会社。同社は、製作するパッケージを通じて、お客様がユーザーに提供する価値を支え、共に創り上げる姿勢を大切にしている。